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「出会いがしらの三好十郎」にお越しいただき。誠にありがとうございました。

お足元のお悪いなかのご来場まことにありがとうございました。三好十郎の作品は「斬られの仙太」の極一部……近年お亡くなりなった清水邦夫さんの「楽屋」という作品で引用された部分しか知らないという、まぁ不勉強、無知蒙昧、曲学阿世の徒の分際で.、どんなものだろうかと手に取った「ぼたもち」という作品が、泥臭いのになにかとても磁場のようなものをもって、私の心に澱のようになにか降りてくる感覚がありました。
出演人数も合わず、出演する方には二役をお願いする事になってしまいましたが、これが「今」を描いて、射貫いていると直感してしまいました故の上演となりました。なにも足さない、なにもひかない。そのとおりの読みあわせですが、三好十郎のそれは何年も時を経ながら人間を愛でている​.ので普通に響くし迫りくるものがあるのです。 この出会いに感謝したいです。                         敬白

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神田二丁目110SHOW読み合わせの会
「犬と猫―人生のそばに寄りそう不思議ないきもののはなし―」

金沢海みらい図書館・朗読劇

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